らじうむの月

生んでみせる

派手なまっきっきの黄色のコートが欲しい。さんまんえん失う。黒のワンピースが欲しい。いちまんえんうしなう。ネットショッピングで間違えて購入。きゅうせん円失う。


ハイブランドの下地と乳液で自分をいたわりたい(もしくは、いつわりたい)のでいちまんえん弱うしなう。おーい、おまえ、おまえだよ、金。


犬のように馬車馬のようにとっとこハム太郎のように働いたのに。うーん。







寝る前に飲んだホットミルクのマグカップが氷みたいに冷たくなっていた、朝。目覚めると、寒すぎてわたしは丸まって丸まって、巨大な芋虫になってしまった。可もなく不可もなし。




部屋があまりにも寒い。怠惰すぎて今年はまだ暖房を一回もいれていない。息吐いたら白くなるかな〜〜って吐いてみたけどだめだった。



光、冬の朝の冴え冴えした光。鏡を見るのが嫌だなー。絶対すごいブスじゃん。だけどこの世の朝の中で冬の朝ほど良いものはないって思わない?冷たくて張り詰めていて繊細で泣きそうになる。「冬はつとめて」、それなって感じだ。








特定の曲を聴くと特定の人を思い出してしまうし、その曲が普通に何年か前の大ヒット曲でロングセラーみたいな、みんな知ってる定番曲みたいな感じでカラオケとかでも未だに歌う人が多いから、つらい。これから死ぬ予定の人、わたしを傷つける予定の人、わたしをこっ酷く降る予定の恋人になる予定の人はわたしに特定の想い出を残さないようにしてください。






そろそろ本格的にクリスマスシーズンでイルミネーションが始まり街が浮かれ、浮かれピッピで溢れかえってしまうわけですが、わたしにはコンビニで1番高いアイスでエロいことする相手もいなければ夜間飛行して会いに来てくれる人もいません。いなくても楽しくて幸せなのにいた時のことを思い出すとときどき寂しくてたまらなくなり、どうでもいい気持ちになってふらふらと変なのに捕まって、後悔しそうになる。誰かわたしの気持ちのゆるゆるに緩んだコルセットをぎゅーーーーーーーー!!!!と締め直してください。かしこ。







iPhoneのメモ帳供養。もし突然死してメモ帳にこんなの残ってたら安らかではいられないよねー。なむなむ。